宮島の紅葉スポット
宮島の紅葉スポットをまとめてみました。
紅葉谷公園(もみじ谷)
宮島の紅葉と言えば、紅葉谷公園が有名で、およそ700本の紅葉があります。樹木の種類としては、イロハカエデが約560本、オオモミジが約100本、その他が約40本で、その名の通り昔から紅葉の名所として知られています。なお、初代内閣総理大臣の伊藤博文は宮島を贔屓にしており、毎年のように宮島を訪れていたとのことです。
今や広島県の銘菓となったもみじ饅頭は、伊藤博文が紅葉谷にある老舗旅館岩惚(いわそう)を訪問した際、給仕した女の子の手が赤く染まっているのを見て、「なんと可愛らしい、もみじのような手であろう。焼いて食うたらさぞ美味しかろう」という冗談を女将が聞き、岩惚に和菓子を納入していた饅頭屋の高津常助がこの話をヒントとしてもみじ饅頭を生み出したという説があります。この説が本当かどうかはわかりませんが、とにかく宮島の紅葉といえばもみじ谷であり、その入口にある岩惚がもみじ饅頭の成立に関係していたことは確かなようです。
大聖院
宮島の紅葉谷以外の紅葉のスポットとしては大聖院がお勧めです。大聖院は緑が生い茂った夏の時期も良いですが、秋に紅葉した木々と由緒ある建物とは大変相性が良く、写真を撮影される方には特にお勧めできます。2014年11月16日から30日には「大聖院もみじ祭り」が開催され、寺宝展、チベット仏教展が行われます。また、23日午後1時からはチベット密教息災護摩法要が執り行われる予定です。
五重塔付近
紅葉スポットと表現するには樹木が少ないのですが、五重塔のすぐ下では紅葉を見ることができます。
宮島を訪問される際には、厳島神社の廻廊を通って紅葉谷公園や大聖院を訪問して頂き、帰り道に五重塔付近に立ち寄ると効率が良いと思います。
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