胡町商店街(えびす通り商店街)
広島市の中心部、中区胡子町と堀川町にある400年以上の歴史を持つ、広島で一番長い歴史を持つ商店街です。
商店街の西側は広島金座街商店街と接続しており、途中、中央通り挟んで商店街の東側は流川通りまで続いています。
長い歴史を持っていますが商店街は平成19年(2007年)にアーケードを改装しており、大変綺麗です。胡子神社への参道でもあり、商店街の中はいつもどことなく和の雰囲気が漂っています。
商店街の由来
慶長8年(1603年)に銭屋又兵衛と大年寄松屋太郎右衛門という町の年寄役が、吉田町の胡堂に祀られていたえびす神を現在の場所に招聘しました。
胡子神社の鎮座を機に町の名前が胡町となり、やがて毎月4日づつの市が月に2回開かれるようになり、その市が商店街のもとになったそうです。
そのような長い歴史を持つ、えびす通り商店街は広島の商店街の草分けともいえる存在です。
現在のえびす通り商店街
えびす通り商店街には福屋八丁堀店、天満屋八丁堀店、三越広島店の3つの百貨店がありました。現在は、天満屋のビルにはヤマダ電機やユニクロが入居しています。
歴史的背景から考えて、百貨店より先に商店街が存在していたと思われますが、胡子神社の招聘によりその周辺地域が商売の街となり、現在の八丁堀界隈の発展に繋がっていると考えると、大変感慨深いものがあります。
この歴史あるえびす通り商店街には、ファッション専門店や居酒屋、各種料理のお店、専門品店など、個性豊かな約70店舗が現在も元気に営業を続けておられます。
広島で400年以上の歴史を有するえびす通り商店街へ是非足をお運び頂きたいと思います。
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