厳島神社五重塔(重要文化財)
厳島神社本殿から少し離れた丘の上に立つ、赤色の五重塔です。
由来など
室町時代の応永(1407年)に建立されたとされており、現在は国の重要文化財に指定されています。もともと大聖院の子院である金剛院に属していましたが、明治の廃仏毀釈の時に厳島神社の所属とりました。
露盤下品軒覆の鉄板鋳銘から戦国時代の天文2(1533)年に改修されたことが知られており、大正2年には解体修理が、昭和26年には屋根の葺替え工事が行われました。説明によれば、塔の心柱は下まで達しておらず二層目で止まっているそうです。
また、この五重塔が建つ塔の岡は、厳島合戦の際に陶軍が陣を構えた場所と伝えられている古戦場でもあります。
観光ガイド
場所的に、厳島神社の本殿を通り、大聖院などを訪問した後、帰り道に訪問することになると思います。
塔の中は一般公開されておらず中に入ることはできませんが、すぐ隣には豊国神社(千畳閣)があり、併せて訪問されることをお勧めします。
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