純米吟醸たけはら焼き
何の予備知識も無く、偶然入った竹原のお好み焼き屋さんで「たけはら焼き」というメニューが目に入りました。
お好み焼きは広島県民のソウルフードともいえる食べ物ですが、広島県内各地には、府中焼き、呉焼き、三次唐麺焼、尾道焼き、庄原焼きなどのご当地焼きが存在します。
たけはら焼きはそうしたご当地焼きの一種なのですが、これまで食べたことがありませんでした。
純米吟醸の酒粕入り
竹原には竹鶴酒造、藤井酒造、中尾醸造という日本酒の酒蔵があります。
たけはら焼きは、それらの酒蔵の酒粕を生地に練り込んだお好み焼きで、竹原にあるお好み焼き屋さんの内、数軒で提供されています。
ルーツを調べてみましたが、「御幸」というお店が元祖たけはら焼きのお店だそうです。(写真は御幸のたけはら焼きではございません)
食べてみた感想
たけはら焼きにはほんのりと酒粕の風味が残っています。ほのかな甘味があり、まろやかな口当たりでした。
広島のベーシックなお好み焼きとはかなり違った味ですが、これはこれでありだと思います。そもそも、広島のベーシックなお好み焼きを持ち出すと、すべてのご当地焼きが亜流ということになってしまいます。
現在のところ、府中焼きや三原唐麺焼きなどと比較して、たけはら焼きの広島県内での知名度はそれほど高くありませんが、竹原のご当地焼きとして盛り上がって頂きたいと思います。
コメント
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三原ではなく三次では?
仰る通りですね。修正させて頂きます。ご指摘ありがとうございました。