天ぷら萬屋（まんや）の豊島穴子丼（3月1日～4月末迄の期間限定）

とびしま街道にある「豊島（とよしま）」の新鮮魚を使った天ぷらが食べられる萬屋（まんや）さんをご紹介させて頂きます。

広島市中区鉄砲町にあるこちらのお店は、豊島（広島県呉市にある島）への愛が溢れているお店です。豊島で獲れた魚を中心とした天ぷら定食も素晴らしいのですが、今回は春限定の「豊島穴子丼」（税込980円）の印象が圧倒的でしたので豊島穴子丼を中心としてご紹介させて頂きます。

お店の外観（ビルの2階）

萬屋さんはビルの2階にありますが、ガラスには店名が大きく書かれていますのですぐに見つけることができるでしょう。なお、この写真撮影は営業時間前のため、誰も写っていませんが、ランチタイムや夜には、近くのサラリーマンやOLさんで賑わっています。

萬屋のメニュー看板

1階の壁に設置された天ぷら定食のメニュー看板は、その日の魚の入荷状況によりメニューを入れ替える形となっています。価格帯をご覧頂ければおわかりのように、お手頃価格で新鮮な魚の天ぷら定食を楽しむことができます。特に豊島の太刀魚は有名ですので、太刀魚があればラッキーかもしれません。そして、左にある春限定豊島穴子丼980円は勿論のこと、その上にある、CARPテレビ放映中の表示も気になるところです。

食材のディスプレイ

階段を上がる途中には、野菜と果物などの食材がディスプレイされていました。黄色いミカンのような食材は何でしょうか？豊島は広島レモンの産地でもありますが、レモンでないことは確かです。最近流行の「はるか」かも知れません。とにかく期待が高まります。

店内にある券売機

店内に入ると、入口の右側に券売機が設置されています。「天ぷら専門店」というと少し敷居が高い印象を受けることがありますが、萬屋さんであれば気軽に利用することができます。生ビール390円は良心的な価格ですね。その下にある「豊島ハイボール」も気になります。なお、一番下の段真ん中にある「太刀魚ラーメン」は夕方5時からのメニューです。「廣島かき天ぷら定食」は季節でないため提供されていませんでしたが、さりげなく広島らしいメニューが揃っています。

店内の様子

明るくて清潔な店内はカウンターのみで、1人でも気軽に利用できる造りになっています。何といっても目の前で天ぷらを揚げて貰い、すぐに食べるというのが最高に美味しいのではないでしょうか。入口の左手にはテレビが置かれていて、2015年からはカープ中継を見ることができるようになっています。（この日は中日戦でした）

豊島穴子丼（3月1日～4月末までの期間限定）

今回は、期間限定の豊島穴子丼980円をご紹介させて頂きます。一目見て、とにかく穴子の大きさに驚かされました。かなり大きめの穴子が1本丸ごと使われています。右上にある特性のタレと自家製レモン汁を絞って、自分の好みの味に味付けした上でいただきます。なお、無料でごはんを大盛りにすることができます。（写真は普通盛りです）

豊島穴子丼（拡大）

豊島穴子丼の拡大写真です。何故、広島の中心部でこれほどのコストパフォーマンスに優れた料理が提供できるのでしょうか？それは、従業員さんのお父さんが豊島の漁師さんで、新鮮な魚を直に仕入れることができるためです。豊島は広島県内でも有名な漁師町なのですが、広島の中心部で瀬戸内海の美味しい魚を天ぷらにして食べることができるというのは、とても幸せな事だと思います。言うまでもありませんが、穴子は大きいだけでなく柔らかくて、レモンとの相性も良く抜群の味でした。