瀬戸内レモン味のイカ天がメガヒット!
広島県尾道市にある食品メーカーまるか食品さんが製造されている「イカ天。瀬戸内レモン味」をご紹介させて頂きます。
この商品は何と、平成25年12月の発売開始から約1年で100万袋を出荷するというメガヒットを達成されています。
イカ天は広島県、特に尾道市の名産品
まるか食品さんの公式ホームページによれば、現在、日本にあるイカ天メーカーは11社で、そのうち9社が広島県内にあり、さらに9社のうち5社が尾道市にあるそうです。イカの漁獲量がさほど多いわけでもないのに広島県にイカ天メーカーが沢山あるのは、尾道が北海道から来る北前船の寄港地であったことに由来しているとか。なお、「イカ天。瀬戸内レモン味」製造メーカーのまるか食品さんは、広島を代表するイカ天メーカーさんのひとつです。
瀬戸内ブランド認定商品
商品の左上には「瀬戸内」のロゴとブランド認定商品の文字が入っています。
「 瀬戸内ブランド」は平成25年にスタートした、瀬戸内海に面した7つの県(兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県)が共同で推進している新ブランドです。
「自然(島や内海)」「食」「歴史」「文化」など、瀬戸内の資産を活かし開発された瀬戸内を体現する商品やサービスなどを「瀬戸内ブランド」として認定しています。
つまり、「イカ天。瀬戸内レモン味」は瀬戸内らしい商品として認定された、素晴らしいイカ天なのですね。
瀬戸内ブランドプロジェクト公式ホームページ http://www.setouchiweb.jp/index.html
セールスコピーも秀逸
商品パッケージの左下には「さっぱりなのに なんだかやみつき きゅんとする、瀬戸内恋の味。」というコピーが書かれています。
イカ天は大人から子供まで多くの広島県民に愛されているお菓子で、庶民的な商品から贈答品用の高級品までバリエーションは多彩です。
広島を代表するグルメであるお好み焼きにとっても、イカ天のトッピングが定番であることは今更申し上げるまでもありませんが、これまではビールのツマミなど、どちらかと言えば男性的なイメージが強くあったと思います。
しかし、このイカ天。瀬戸内レモン味は、「きゅんとする瀬戸内恋の味」という、なんとも女性的なコピーで勝負しています。パッケージもレモン色で、これまでのイカ天のイメージとは一線を画していますが、それは「女性担当者がつくった、女性のためのイカ天!」であることが理由だそうです。
パッケージの裏面には瀬戸内レモンの歴史が
パッケージを裏返すと、上の方には「いつ来たんね せとうちレモンは?」という広島弁らしき問いかけと共に、瀬戸内でレモンの栽培が始まったきっかけが書かれています。
皆様は「和歌山県からネーブルの苗木を購入した際、レモンの苗木が3本混入し、それを試しに栽培したことがきっかけだった」とういう事をご存知でしたか?
なお、この由来の舞台は広島県豊田郡大長村(現広島県呉市豊町大長)ですが、現在は尾道市となった瀬戸田町や愛媛県でもレモンの栽培が盛んで、国内産レモンのシェアは広島県が約51%、愛媛県が約24%(平成22年実績)となっています。
これが、イカ天。瀬戸内レモン味じゃ!
パッケージを開け、お皿に盛ってみます。内容量は90グラムということですが、お皿に盛るとかなりの量です。
食べてみた感想
一口にイカ天と言っても、味も形も様々で、パリパリしたイカ天やしっとりしたイカ天、甘口のイカ天やピリ辛のイカ天、海苔のついたイカ天もあります。
イカ天の世界は奥が深く、迂闊に語ることはできないのですが、あえて語らせて頂きます。
「イカ天。瀬戸内レモン味」は、パリパリしたタイプのイカ天で、一口サイズでやや薄めの食べやすいタイプです。
一口食べて見ると、想像以上にレモンの酸味を感じます。味わってみると、レモンの酸味とイカ天の旨み、甘みがマッチして絶妙の味に仕上がっています。
この投稿を書きながら、1人で一気に1袋を食べ切ってしまいました。パッケージに書かれている通り、やみつきになる人が続出することも納得できます。
まだ食べた事が無いという方には、是非、一度お試し下さい。
商品概要
商品名 イカ天瀬戸内レモン味
価格 税込302円
内容量 90g
賞味期限 120日
まるか食品株式会社公式ホームページ http://www.e-maruka.co.jp/
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