お好み村

お好み村

お好み焼き

広島県人はお好み焼きが大好きです。単純に数だけ比べると大阪の方が多いのですが、人口当たりで比べると広島の方が多くなっています。特に広島市内には数多くのお好み焼き屋さんがあり、市民の多くは、行きつけのお好み焼き屋さん、または、贔屓にしているお好み焼き屋さんを持っています。なお、広島県内にあるお好み焼き屋さんは約2,000軒、うち約800軒が広島市内にあるそうです。多くの広島人が愛とこだわりを持っている「お好み焼き」をテーマとすることは容易ではありませんが、独断と偏見で広島のお好み焼きについて紹介させて頂きます。お好み焼きについては、広島人の間でも、異論・反論があることをあらかじめご了解願います。

前置きが長くなりましたが、写真は広島市中区にあるお好み村の電光看板です。

お好み村ができるまで

現在、お好み村がある新天地周辺は戦前から繁華街として栄えた場所でした。1945年の原爆投下により、広島市街は焼野原となりますが、戦後は再び屋台などが立ち並び、1950年頃までには、現在、屋台村がある新天地の周辺には屋台がたくさんできたそうです。ちなみに、この頃には、お好み焼き屋さんだけでなく、いろいろな種類の屋台があったとか。時代は進み、西新天地広場(現在はアリスガーデン)と東新天地広場(現在は新天地公園)には、50軒程度のお好み焼き屋台が集まって営業を続けていました。ところが、1965年に広島市が新天地広場を公園として整備することとなり、それまで営業していた屋台は立ち退きを余儀なくされてしまいました。

一部のお好み焼き屋さんは別の場所に移転することを選びました。移転したお店の中には、みっちゃん、麗ちゃん、へんくつやなど、現在の広島でも名の通ったお好み焼き屋さんが含まれていました。新天地に残ることになったお好み焼き屋さん14店が1965年に「お好み村」をつくったそうです。

その後の発展

広島を訪れる修学旅行生や観光客など、県外からの旅行客が数多く訪れたことにより知名度が高まり、お好み村は広島の観光名所のひとつとなりました。その後、建物の老朽化が進んだことと、スポーツのアジア大会が開催予定となったことなどの理由により、プレハブ2階建であったそれまでの建物を建て替えることとなりました。現在の建物は、鉄筋コンクリート造7階建の「新天地プラザ」という複合ビルで1992年に完成しています。お好み村はビルの2階から4階部分で、2014年4月現在、26軒のお好み焼き屋さんが営業されています。

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