常夜灯(鞆の浦)
2015年、ドラマ「流星ワゴン」で鞆の浦(広島県福山市鞆町)が重要な役割を果たしていますが、ドラマの影響もあり、最近は観光客が大幅に増加しているとのことです。
実は、編集長の実家は鞆町にあり、小学校2年生から高校卒業までの11年間を鞆町で過ごし、大学卒業後も4年間は実家から福山市内に通っていました。故郷が脚光を浴びるのは嬉しくもありますが、正直、ご紹介するのが難しくもあります。
今回は、鞆の浦を訪問予定の方に、ここに立ち寄って欲しいという場所を勝手に選んでみました。
鞆の浦の常夜灯は安政6年(1859年)に西町(にしまち)の人たちの寄進により設置された、当時の灯台です。立ち寄るのは最初でなくても構いませんが、ここは押さえておいて頂きたい場所です。
鞆の浦のシンボル
鞆の浦は万葉の昔から潮待ちの港として栄え、近世に至るまで瀬戸内海の中でも特に重要な港町として発展を続けてきた港町です。
鞆の浦(鞆の津)江戸時代後期まで交通の要衝として栄え、北前船の主要な寄港地として発展しました。
明治時代になり鉄道が開通すると、交通の要衝としての地位を失い急速に衰退し、中世の面影を残したまま発展を終えました。
港の常夜灯としては日本一の高さであり、かつての鞆の浦の繁栄を象徴する鞆の浦のシンボルです。
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